2017.08.21
Webデザイン
Webデザインでターゲットに合わせるのは見た目だけじゃない
Webデザインでペルソナやターゲットユーザに合わせるのは見た目だけではありません。デザイナーはターゲットの環境も考慮しベストプラクティスを導き出すことが理想です。つまりユーザーがWebサイトを実際に利用するときのページの反応等も視野に入れておく必要があるということです。
Webデザインは表示速度と綿密な絡みが
最近はWebサイトの表示速度についてよく取り沙汰されています。ページの読み込みが遅ければユーザーが離脱する可能性が高くなり機会損失につながるからです。
Webサイトの表示速度はサーバーとの通信量と通信回数を減らすことにより速くなります。通信量も通信回数はデザインに大きく依存します。
画像が大きくなり画像の枚数が増えると通信量、通信回数が増える
画像の表示領域が大きくなればなるほど通信量は増加します。そして画像の枚数が増えれば増えるほど通信回数が増加します。つまりページの表示速度が遅くなります。
現在の通信環境を考えれば画像の枚数や大きさを事細かに把握してデザインする必要はありませんが、最大表示領域については考慮する必要あるでしょう。
ヒーローヘッダーで画像をダイナミックに取り扱う
ヒーローヘッダーでダイナミックに画像を取り扱う場合等がそれにあたります。どのようなモニターサイズにも耐えうる大きな画像を用意することも可能ではあると思いますが、パフォーマンス観点ではターゲットユーザの環境を目安に最大表示領域を決めれば無駄がありません。
ターゲットユーザーが我々のようなクリエイティブ職で通信環境よりもクオリティーを重視するのであればそのようにデザインした方が効果的です。
サーバースペックとエンジニアの技量でパフォーマンスをカバー
余談にはなりますが、Webサイトの読み込み速度に関係しているのはデザインだけではありません。サーバーのスペックやエンジニアの腕も関係しています。スペックの高いサーバーでフロントエンジニアの腕がよければある程度ファットなデザインであってもユーザーに遅いとい感じさせることはありません。
ターゲットの詳細が明確になればなるほど効果的にデザインできる
ターゲット像が明確になれば見た目だけでなくパフォーマンスのことも考えてデザインすることが可能になり要望に対して適切な提案ができます。
Webサイトのターゲットの絞り込みはいろんなセクションに波及するということですね。