2016.02.15

2017.05.18

Webマーケティング

リリースしただけで満足していませんか?Webサイトのゴールはリリースではない

グラフを指し示す男性

Webサイトはリリースしてしまえばいいというものではありません。数年前に比べるとこの認識も、かなり浸透してきている印象です。Webサイトを活用するためには制作後の運用が非常に大事になってきます。

制作したWebサイトに訪問してもらうためには・・・

制作過程で、「このページはこのようなユーザーさんに見てもらって・・・」「このページで◯◯な問題を解決していただく」的なことを想定してコンテンツ案を企画されている方は多いいと思いますが、「このキーワードでこのページに流入してきてもらおう」「◯◯のワードで検索してきてくれた人の問題も解決しよう」と思われてコンテンツ案を企画されている方は少数だと思います。

検索するキーワードを想定してコンテンツを制作する

Webサイトの集客を増やすための最初の第一歩は検索するキーワードを想定してコンテンツを企画するです。全てのページを、このような企画で制作することは正直難しいです。

ページの役割を明確にする

前述の通り全てのページを検索ユーザーを想定して制作するのは難しいです。技術的に、コンテンツ的にといった問題ではなく、ホームページはネット上の会社案内でもあるため、流入経路として全てのコンテンツを振り切ってしまうわけにはまいりません。

コンテンツの切り分け

Webサイトのコンテンンツは大きく切り分けると以下のようになります。

  • 流入経路としてのコンテンツ
  • 成果につなげるためのコンテンツ
  • 存在することに意味のあるコンテンツ

コンテンツSEOとして確立された流入経路としてのコンテンツ

流入経路としてのコンテンツはオウンドメディアとしてサイトを活用するコンテンツSEOで確立されてきました。コンテンツSEOはロングテールSEOとも呼ばれ、1コンテンツの流入自体はそんなにないけれど、コンテンツの数でアクセスを稼ぐ手法です。ユーザーに役立つ情報は拡散されやすく、SEO効果も長続きするのが特徴です。

コンテンツSEOの注意点

コンテンツSEOの注意点は中身のないコンテンツを制作しないことです。そのようなコンテンツはアクセスが増えたとしても成果につながることはありません。簡単に言うと日記などではダメです。日記を書く人が有名なら話は別ですが、ユーザーの求める情報を発信する必要があります。

成果につなげるためのコンテンツ

成果につなげるためのコンテンツといえば、広告クリック後に表示されるランディングページになります。各社様々な仕掛けを駆使してランディングページを制作しておりますので、競合が多い場合はただ制作するだけではなくアイデアを駆使し、ユーザーに訴求しなければなりません。

センスが光るランディングページの企画

ランディングページも、ただ訴求力があればいい、という時代ではありません。ネット広告が飽和状態だというのもありますが、勝ち抜くためにはコンテンツSEO同様、拡散されるコンテンツである必要があります。ということは企画が大事だということを物語っています。

Webサイトとして存在することに意味のあるページ

Webサイトに必ずと言っていいほどある会社案内は、そのページが直接的に、成果につなげるわけではありませんが、なくてはならないページです。その他に「よくある質問」「サービスフロー」等々ありますが、あることに意味があります。

Webサイトのスタートはリリース後から

コンテンツSEOやランディングページはWebサイト制作時に用意されてないことが大半で、Webサイト制作時に揃っているのは、サービス案内など必ず必要なページと存在することに意味のあるページだけです。このことからも制作しただけではWebサイトのパフォーマンスが発揮できないことがわかります。大事なのはリリース後の運用なのです。

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この記事の筆者

デザイナー 若井 徳彦

デザイナー 若井 徳彦

ターゲットに合わせたUIやUX、目的を達成させるためのデザインをモットーに取り組んでいます。SEOやグロースハックとの親和性の高いデザインが求められてると感じています。

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